宝石を選ぶ際に重要とされている「カラット(ct)」。
カラットは「宝石の重さを表す単位」で、宝石が何gか知りたい時は、1ct=0.2gで計算したりします。
ほとんどのジュエリーにはカラット数が刻印されています。
例えば指輪なら内側に0.5とか1.0とか、数字が刻印されていますので、ぜひ確認してみてください。
通常はカラットの数字が大きくなればなるほど、比例して価格も高くなります。
ただ、ここで注意したいのがカラット数ばかり気にしないこと。
いくらカラット数が大きくても、宝石の内包物が多くて透明感が損なわれていたり、亀裂やかけがあったりすると価格は低くなります。
また、宝石を美しく見せるために人工的な処理をしていたりする場合も価格は低くなります。
最近宝石のオークションへ行った際に、品質に見合わない価格が付いているなと思ったジュエリーがありました。
宝石自体は大きかったのですが、内包物が多くお世辞にも綺麗とは言えないくらいのものが高値で売られていました。
カラットはあくまで宝石も目方ですので、一番は美しいかどうかだと思います。