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細部までこだわった時計製作の一例をご紹介します。
左上から時計回りが工程順になります。
微細なキズが入っているネジの頭を専用の治具を使い、磨きます。
磨きの工程は手作業で進みます。最終的に鏡面に仕上げていきます。
時計に使われるネジは極小です。そのため、力の加減が重要となり、磨きの感触が直接伝わる方法をとる必要があります。
左・磨き加工前 右・磨き加工後になります。
側面が写真のように凹凸があります。
ムーブメントを組んだ状態では、見えない部分ですが、見えない部分も仕上げてあります。
仕上げの行程で8工程ほど、仕上げに掛かる時間は7~8時間が掛かるそうです。
画像は、メッキ加工前になります。
面取り、コート・ド・ジュネーブ仕上げ完了後、テンプに彫金を施し、メッキ加工へと進行します。
メッキ後に穴石を圧入し、ムーブメントの組み付けとなります。
ペルラージュ装飾のビシッと入った地板・面取りしたアンクル受けサンバースト仕上げの角穴・丸穴車面取り+コート・ド・ジュネーブ仕上げのブリッジ。「菊」の彫金が施されたテンプ受け。
テンプ受けの彫金の模様は1つとして同じものがないため、豪華な仕上がりの世界に1つだけの時計です。
左は装飾作業、右はペルラージュ装飾が施されたものになります。
地板を自作の治具にセットし一個ずつ『ペルラージュ装飾』が施されます。
ペルラージュ装飾とは、ムーブメントの地板(ベースとなるプレート)に施される重なり合った円の模様が美しい装飾のことです。
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