そもそも「宝石」ってどんなものを言うと思いますか?
キラキラ輝いて綺麗なもの?
色が鮮やかで美しいもの?
宝石は簡単に言うと「石」です。
どこにでも落ちている石の仲間なのですが、何が違うかと言うと「美しさ」と「希少性」、そして「硬さ」です。
宝石は大自然が生み出した奇跡の産物で、偶然が重なって人のもとに届けられます。
そして、その全てが宝石と呼べるものなのかと言うとそうではありません。
自然の環境などによって色がくすんでいたり、透明感がないものなどのものの方が多く、
綺麗な色で透明感もあるものが見つかる方が極めて稀なのです。
人間の心理としてやはり美しいものの方が欲しくなりますよね?
ですから自然と稀少性は高くなります。
「硬さ」は耐久性にも関係し、永く身につけられ、価値を持ち続けるということを意味します。
サザビーなどのオークションで、古い時代のルビーやサファイヤなどの還流品がオークションにかけられています。
古いものなのに姿を変えず、美しい輝きを今も放ってます。
宝石は永遠のものと言っても過言ではないです。
今現在宝石と呼ばれるものの中には、例外もありますが、この3つが揃ったものが「宝石」と言う特別な石なのです。